CAMERA NOTESレンズと持ち歩き / 約5分

EOS 5D Mark IV。890gから始める、持ち歩きの算段。

800gは本体のみ。電池とカード、50mmレンズを足すと約1,050g。その条件から持ち歩きを考える。

OPENING NOTE

重さを知って、装備を選ぶ。

しっかりしたボディーで写真を撮りたい。その気持ちと、一日持ち歩ける荷物は、両方大切にしたいものです。5D Mark IVの重さを調べると出てくる800gと890gは、条件が違う数字。撮影できる状態を出発点にして、一本のレンズを足してみると、装備の輪郭が見えてきます。

01800gを、撮影できる装備の重さと考えない

EOS 5D Mark IV 正面のAI生成イメージ
EOS 5D Mark IV正面 / AI生成イメージ・縮尺比較ではありません

800gと890g。その間に入っているもの。

メーカーの890gという値には電池と二種類のカードが含まれています。カードを一枚だけ使う装備では条件が異なり、ストラップや予備電池まで含むとも限りません。身軽にする計画なら、何を省いた数字なのかを確認し、同じ品物を二重に足さないようにします。

890gと6DのCIPA基準755gの公表値の差は135gですが、カードの枚数などの測定条件まで完全に同一という意味ではありません。二台を実際の装備として比べるときは、使うカード・レンズ・アクセサリーをそろえます。仕様表の差は出発点であって、荷物の実測値ではありません。

02軽い単焦点でも、合計は約1kgを超える

EOS 6D 上面のAI生成イメージ
EOS 6D上面 / AI生成イメージ・縮尺比較ではありません

50mmを一本。合計は約1,050g。

EF50mm F1.8 STMを使う例では、約1,050gが電池・カードを含むボディーとレンズの単純合算です。キャップ、ストラップ、バッグ、必要な予備品の分はこの先に加わります。撮影中に手で支える重さと、移動中に肩へ掛かる荷物全体を分けて見積もると判断しやすくなります。

50mm単焦点を例にしたのは計算方法を具体化するためで、ズームや望遠の代わりになるという意味ではありません。手持ちレンズの正確な型番と質量で同じ計算をしてください。大きなレンズでは重心も変わるため、グラム数だけで握りやすさや長時間撮影の負担を断定しないようにします。

036Dとの差は、バッグの余白へ置き換える

EOS 5D Mark IV 側面のAI生成イメージ
EOS 5D Mark IV側面 / AI生成イメージ・縮尺比較ではありません

6Dも並べると、選択肢が見えてくる。

公表寸法を引き算すると差は数mmずつですが、小さなインナーバッグではファスナーや仕切りに触れるかどうかを左右することがあります。正面図で幅と高さを見た後に、上面・側面へ切り替え、グリップやレンズ側にどの程度の余裕が必要かを確認します。

寸法だけから特定のケースへの収納を保証することはできません。レンズキャップとストラップを付け、使う向きで出し入れを試すのが確実です。中古品を候補にする場合も、外観や小ささだけでなく、ダイヤル・端子・カードの読み書き、販売店の保証条件を別に確認してください。

選ぶための3つの視点

890gに、どこまでの装備が含まれる?

EOS 5D Mark IVの重さを調べると、800gと890gという二つの数字が出てきます。別のモデルや誤記ではなく、測定時に含めるものが違います。ここでは電池・カードとレンズを足す順番を整理し、EOS 6Dとの外形比較も使いながら、撮影用の荷物としてどこまで見積もるかを考えます。

  • 約800gは本体のみ。約890gはバッテリー・CFカード・SDカード込みで、レンズは別。
  • EF50mm F1.8 STMの約160gを加えると、公表値の合計は約1,050g。
  • 6Dより幅6.2mm、高さ5.9mm、奥行き4.7mm大きい。収納はレンズ付きの状態で判断する。
この2台を同じ縮尺で比較する

DATA NOTE

数字に戻って、確かめる。

メーカー公表値。寸法の突起部・最薄部の扱いは出典で確認してください。
項目EOS 5D Mark IVEOS 6D
幅150.7 mm144.5 mm
高さ116.4 mm110.5 mm
奥行き75.9 mm71.2 mm
公表重量約890 g約755 g
本体のみ約800 g約680 g
重量の条件バッテリー・CFカード・SDカード込み、レンズなし国内仕様のCIPA基準による質量、レンズなし

質量の条件が異なるカタログ値と混同しないよう、この記事では公式表記の条件を明記しています。レンズ交換式カメラの寸法・重量に装着レンズは含みません。

PACKING NOTE

レンズを付けた装備の重さ

メーカー公表値の単純合算。実測したセット重量ではありません。
EOS 5D Mark IV約890 g
バッテリー・CFカード・SDカード込み、レンズなし
EF50mm F1.8 STM約160 g
合計の目安約1,050 g

キャップ・ストラップ・予備品・バッグの質量はこの計算に含みません。ボディーの重量条件を確認し、含まれる電池などを二重に足さないでください。

買う前のメモ

最後に、ここだけは。

  1. 撮影時の見積もりは890gから始め、レンズや持ち歩く予備品を加える。
  2. 使うカードの種類・枚数をそろえて、別機種との重量条件を比べる。
  3. レンズ付きのまま収納できるか、バッグの開口部と仕切りの余白を確認する。

気になったら、もうひと確認。

800gと890g、どちらを使って比較する?

本体のみ同士なら800gを使います。撮影時の荷物を見積もるなら、電池・CFカード・SDカード込みの890gを起点にし、比較する機種側も何を含むか確認してください。

約1,050gは、撮影に持っていく荷物すべての重さ?

いいえ。メーカー公表のボディーとレンズの質量だけを足した参考値です。キャップ、ストラップ、予備品、バッグ自体の質量は別です。

EDITOR'S NOTE

選ぶ時間も、撮影のうち。

ボディーを軽くするだけが答えではありません。レンズを一本にする、予備品を見直す、撮る時間に合わせて持ち方を変える。必要な道具を残したまま持ち歩ける一式を考えてみてください。

仕様からの判断案であり、実写による画質・AF・操作性の評価ではありません。価格・在庫・修理対応は購入時点で確認してください。

公式出典と確認条件

  1. EOS 5D Mark IV 公式仕様
  2. EOS 6D 公式仕様
  3. キヤノン EF50mm F1.8 STM 公式仕様

確認日:2026年9月26日。公表仕様と、本記事独自の用途に応じた判断案を分けて記載しています。寸法を掛け合わせた箱の容積は、カメラの実体積ではありません。

あわせて読みたい